理想の父娘

スピリチュアル
04 /19 2017
ご訪問いただき、ありがとうございます。


暑かったり寒かったり、昼間は夏なのに夜は冬だったり。

ザ・三寒四温!


なーんとなく体調が悪いんだわ、という人も、元気ハツラツな人も、二つの応援クリックお願いします☆

 にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアルメッセージへ

セッションのお申込み、お問い合わせは、こちらをご覧ください。

IMG_3507.jpg

理想の父娘


私の他界した父は、実はけっこうな国粋主義で保守主義の人だったように思うのですよ。

まあ多分、難しいことは考えていなかったとは思うのですが、ただ日本大好き、出身地である新潟大好き、みたいな感じでしたね。

例えば料理番組で、インディカ米を使った西洋風の料理を紹介していたのですが、私が「でもこれ、日本のお米でも作れるのかな?」と言ったところ、父が「日本の米なら、もっとうまいに決まっている」とか言ったりね。

また父は格闘技の観戦が好きだったのですけれど、当時のプロレスって、大抵正々堂々と戦うのは日本人で、卑怯なことをする悪役は外国人と決まっていたのですよ。

私がそれに疑問を覚えても、父は「そういうもんだ」というような、頭ごなしな言い方しかしなかったのですよね。


まあこういうタイプ、一昔前の、特に男性には多かったと思うのですが、しかし残念ながら、若い人や子供は反発しますし、離れて行く原因になってしまうケースが多いと思います。


だいぶ前ですが、『蔵』という映画がありました。

これドラマ化もされていて、私は両方観たのですが、なかなか良く出来たお話だったと思うのですね。

色々な切り口があるのですけれど、私としては保守的でやや子供っぽい所のある父親と、我の強い娘とのやり取りが、特に面白かったです。

父親は、色々上手く行かない現実に悩みながらも、昔ながらの価値観の中で生きようとします。

しかし娘は、当時(戦前)の女性では考えられないようなことを、強く主張するのですね。

例えば家業である酒蔵を継ぎたいとか、非常に有益な結婚をドタキャンして、好きな男の家に押しかけたりとか。


酒蔵の件は、最初笑って相手にしなかった父親を、「酒には男の神様と女の神様がいる」ということを証明してみせ、結局父親は折れてしまいます。

そして父親は、娘のために酒つくりの「教科書」みたいなものを作って、熱心に教えることになるのです。

その辺りは、とても微笑ましい。


結婚ドタキャンの件も、高学歴で性格も良く、婿養子になっても良いという、実に理に適った相手がいたにも関わらず、娘は学齢も無い、貧しい家の男を好きになってしまいます。

当時は身分も非常に重視されましたから、父親は当然猛反対。

もう高学歴の男性との、婚姻の準備が整い、逃げ出せない状況になってしまったのに、娘は夜中にコッソリ抜け出してしまいます。

そして男性と、その母親に、直々に結婚を乞うのですが、もちろん当時では考えられない行動でした。

ちなみに男性の母親は、「婚姻の中、抜け出して来た」という言葉に、腰を抜かしてしまうのですが、それくらい大胆なことだったのです。

母親と男性は、二人で話し合い、娘に告げます。

「結婚はさすがに無理だと思う。

でもうちには男の子が3人もいるので、この子はあなたに差し上げます。

下男として、傍に置いてやってください」

娘も、結婚は出来なくても、それで良いと納得しかけた頃、父親からの、結婚の許しを聞かされます。


父親は、娘との出来事を振り返って、しみじみ言います。

「あの子は、この家の歴史を、ことごとく壊してしまった」

でもそう言いながら、穏やかに微笑むのですよね。


『蔵』は、新潟が舞台の物語りですし、何となく空気感が伝わって来るのですよ。

地主とかバックグラウンドが、私の父の実家と似てますしね。

そしてこの父親も、私の父と良く似ています。

さすがに娘の性質は、私とはだいぶ違うとは思いますが、でも我が強くて反抗的な所は、若干似ていたかも知れません。

なので私は、この父娘のような「ハッピーエンド」を望んでいたのだろうと思うのです。


父は確かに保守的な頑固おやじだったけれど、善霊独特な柔軟性も、しっかり持っていたのですよ。

なのでちゃんとした理屈と、情熱を持って訴えれば、話の通じる人ではありましたね。

つまり理論性と感情とのバランスが、それなりに良い人だったのです。


しかし父の良い部分を見ようとせず、昔ながらの考えにこだわるところや、繊細な面を持ち出して、ことごとく否定する母がいたので、私も姉も、父を認めるわけに行かなかったのですよ。

とにかく母は、父がいれば冷たくあしらい、父がいなければ滅茶苦茶に貶しまくるのですから、私も姉も、すっかり「洗脳」されてしまったのです。

母=善、父=悪、みたいな。

父のように「お前も正しいかも知れないが、俺は俺の価値観で生きる」とするような人と、母のように「あなたは完全な悪人であり、何もかも間違っている。だから私に従え」というような人が一緒にいたなら、前者が負けるに決まっています。

更に母は、職権乱用的に、子供たちも味方にして勢力を伸ばしたのです。


本当に、低級霊の支配した家庭は、地獄です。

父の心情を察すると、心底そう思います。


私は心の底では、父が大好きだったのに、結局「キライ」という認識のまま、父を失うことになってしまいました。

『蔵』のように、和解することなく…。


つまり『蔵』は、私にとって理想の父娘のあり方なのです。


実は『蔵』の父親は、娘の実の母、つまり前妻を亡くした後、後妻を娶ります。

身分を超えた関係を模索していたこともあって、貧しい家から芸者になった、若い女を嫁に迎えたのですよね。

でも娘の結婚相手には、学歴や家柄を重視するようなことを言って、娘が好きになった男性は否定するのですよ。

その時、娘は父にしがみついて聞きます。

「お父さんだって、セキさん(後妻)を嫁に迎えたじゃない。セキさんだって字も読めないじゃない。何でセキさんは良くて、涼太さん(好きになった男)はダメなの?

私に分かるように、説明してちょうだい」

結局、説明出来なかった父親は、最終的に娘の言い分を聞き入れるしかなかったのですよね。

何だか、父親が折れまくっているような印象ですが、しかし娘の言うことにも、けっこう理があるのですよ。


やがて戦後を迎え、農地解放に伴って小作人制度も無くなり、大地主はその土地や、権利の大半を失うことになります。

しかし元々、小作人との関係に苦慮していた父親にとっては、それは肩の荷が下りることでもあったのでしょう。


そして本当に好きだった女性と、晩年は幸福に過ごすことになるのです。


・・・・・私の父も、そんな一生だったら、私もこんなに苦しまなかったのに・・・・。


でも・・・・・父はやるだけのことをやって、早逝したのかも知れません・・・・。

そして現在は、低級霊の居ない世界で、幸福に暮らしているのでしょう。




・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆


読んでいただき、ありがとうございます。

セッションのお申込み、お問い合わせは、こちらをご覧ください。

ランキングバナーのクリック、お手数ですが2つお願い致しますm(__)m
(1端末につき、1日1クリックのみ反映されます)       

 にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアルメッセージへ

さんきゅ~べり~まつじゅんまっち


・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆



スポンサーサイト

リア

スピリチュアルカウンセラーの、リア(♀)です。

現在主に、スカイプ、電話、メールで霊視鑑定をしております。

お申込み方法、規約の確認などはこちらをご覧ください。

メールアドレスは
lear1818★yahoo.co.jp
(★は半角@に直してください)です。


正式なご依頼以外の、霊感や専門知識を必要とするお問い合わせはご遠慮ください。


記事に関するご質問は、その内容により、直接お返事をメールするか、記事として取り上げるか、あるいは保留とさせていただく場合もございます。

特に個人的な問題に関することは、正式なセッションをご利用いただきますよう、お願い致します。


ブログでは、スピリチュアルな話を中心に、くっだらない日常のアレコレを綴っていきたいと思っています。
(現在、コメント欄は閉じていますので、ご意見、ご感想などは、メールでお願い致します)


掲載されている記事、写真などの無断転用、転載などはご遠慮ください。

また当サイトはリンクフリーですが、一言いただけると助かります。


よろしくお願い致します。